チベット密教に使われるシンギングボール。
その中でも、特別に作られた『ニュームーンボール』です。
ニュームーンボールとは、新月の日にのみつくられるシンギングボールで、
フルムーンボールより希少価値が高く、とても珍しいものです。
一定の周期で満ち欠けを繰り返す月。
新月は、月齢0の、これから新しい月が満ちていく時です。
新月は「始まり」と「増殖」の大きなエネルギーを持ちます。
新しいことを始めるのに最適な時。
また、太古より新月の願い事は叶うと信じられてきました。
このニュームーンボールには、新月のパワーが込められています。
フルムーンボールを作る時と同様、作っている間は、食事はもちろん、水も飲まず、言葉を発することも厳禁。
電灯は点けず、1000℃を超える炉の燃え盛る炎の光で作られます。
ネパールで最も有名なサンタ・ラトナ・シャキア氏の工房のもの。
シャキア氏は、シンギングボールを使ったヒーリングセラピーや、コンサート、ワークショップも開催されています。
彼の工房で作られたシンギングボールは4度、ダライラマ14世に奉納されていて、シンギングボールの第一人者とされる、ネパールで最も有名な方です。
実際に音を出してみるとわかりますが、音の響き方、その音が彼方に伸びていくような感じ、
倍音が鳴りやまず、自分の周りを巡る感覚は、他にはなかなかありません。
鳴らし方は、手のひらの上にシンギングボールを乗せ、
あるいは、リングクッションの上に置いて、
スティックを縁にあて、ゆっくりとこすります。
だんだん音が大きく、また振動がはじまります。
辺りの空気も震えるような倍音が響いてきます。
マレットは、横をたたいて音を響かせます。
このニュームーンシンギングボールは、サンタ・ラトナ・シャキア氏自身が最終チェックをして調整されたものです。安心してお買い求めいただけます。
スティック(マレット・スティック各1本)・リングクッション付き。
このニュームーンボールには、専用の刺繍サテン生地のケースがついています。
大きさに合わせて作ってあるので、色・柄は選べません。
ご了承ください。
シンギングボールの対応するチャクラです。
このニュームーンシンギングボールは、Aのチャクラに対応します。
※完全なる手打ちで作られています。
小さな打ち疵・凸凹なども見られます。
また、音色を邪魔するものではありませんが、
直径や高さなど、歪みがあり機械打ちのような完全な形ではありません。
※付属のマレット・スティック・リングクッションの色などはおまかせになります。
※あらかじめご了承ください。
シャキア氏の工房での制作風景